俳優の谷原章介がMCを務める「めざまし8」(フジテレビ系)で8日、国連でロシアの人権理事会の資格を停止する決議が採択されたことについて言及した。

 ウクライナで民間人の遺体が多数発見されたことを受け、日本や米国が共同で提案し、人権理事会でのロシアの理事国としての資格を停止するもの。国連総会の緊急特別会合で採決が7日に行われ、賛成93、反対24、棄権58となり、賛成票が採択に必要な投票数の3分の2を上回り採択された。反対したのは中国や北朝鮮、イラン、ベラルーシなど。採択を受け、ロシアは「資格停止は受け入れられない」として自ら辞任すると発表した。

 これに谷原は「賛成、反対、棄権票とありましたけど、拒否権を採択した時と比べて、棄権が増えて、反対票が減りましたね」と話を向けた。

 フジテレビの解説委員の風間晋氏は「これはロシアが投票の前に『棄権も含めて非友好的な意思表示とみなす』と警告を出していた。つまり反対に投票しない限り、お前らは敵だという脅しをかけていたわけです。にもかかわらず、棄権が58票出たというところに私は注目していて、賛成と棄権を足すと151か国で、非難決議よりもロシアに対して厳しい態度を示した国が増えている」と指摘。

 続けて「非難するより、(人権理事会から)締め出すことの方がハードルはずっと高い。にもかかわらず、増えているというのは注目すべきなのかなと思います」と解説した。

 一方、G7主要7か国も7日、首脳声明を発表し「ウクライナのブチャおよびその他の街におけるロシア軍の恐るべき残虐行為を最も強い言葉で非難する」とし、ロシアからの石炭輸入禁止などロシアへのエネルギー依存を低減させることで一致した。

 谷原は「西側の圧力が高まっています」とまとめていた。