米司会者トレバー・ノア(38)を人種差別的な表現で中傷するコメントを米ラッパーのカニエ・ウェスト(44)がインスタグラムに投稿し、同プラットフォームを運営するメタ社がカニエを24時間〝出禁〟処分にした問題をめぐり、今度はトレバーが反応した。

 カニエが元妻キム・カーダシアンや、キムの恋人でコメディアンのピート・デビッドソンへの執拗な嫌がらせを続けていることに、トレバーは自身が司会を務める米人気風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の中でカニエを強く批判した。

 すると、カニエはインスタで「クーン」という表現を使ってトレバーを誹謗。米メディアによると、この単語は、黒人でありながら反黒人主義で黒人社会を中傷するような人物のことを示す差別的なスラングだという。

 すでに削除されたカニエの投稿に対し、トレバーは長文のコメントで返信。「レイシストが黒人を差別する時、絶対忘れてはいけない最大のごまかしは、自分たちの間で意見が合わない時は互いの〝黒人らしさ〟を捨て去れということだ。それによってわれわれ黒人は分裂し、いつまでたっても一つの強い力になれない」などと綴った。続けてカニエに対し、「そんなあなたを見ているのはつらい」とコメントした。

 メタ社は、カニエの投稿がいじめや嫌がらせを禁止する同社のポリシー違反にあたると判断。カニエのアカウントのコンテンツを削除すると共に、投稿やコメントなどの機能を24時間停止した。もしカニエがその後も同様の行為をした場合、追加処置も検討するとしている。