ジャーナリストの木村太郎氏が13日、フジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。緊迫のウクライナ情勢について解説した。
今後についてフリップで「6月にロシアはなくなる?」と提示した木村氏。真意を聞かれ「これは僕が言ってるんじゃなくて、ロシアにKGBってありましたよね。それが新しく変わってFSBという組織になったんですよ。そこの分析官がこの戦争に匿名で論文を書いてる」と説明した。
そこには「今回の侵攻は完全な失敗だった」「ロシアはいくら頑張ってもウクライナに勝つことはできないだろう」とあるそうで、木村氏は「例えば首都を制圧して大統領を殺したとしても、民衆を全部抑えるとすると50万人ぐらいの兵隊がいなきゃいけない。そんなのいない。いないうちに、制裁が効いてきてロシアの経済は6月までに壊滅してしまう。するとロシアがなくなる。そういうことを言ってるんです」と伝えた。
MCの宮根誠司から「6月にロシアがなくなるってことは、プーチン大統領がいなくなるということでいいですか?」と質問されると、木村氏は「それは別のシナリオがあるんですけど、『タイムズ』に書いてるんですけど、元ロシアの外務大臣のインタビューで『プーチンはもしかしたら可能性として、クーデターでどこかに連れていかれてしまうかもしれない』と。可能性として高いかは別として、そういうオプションもあるんじゃないかと思う」と私見を述べた。