別府競輪場の「モーニング7」が9日に初日を開催する。予選4Rの渡辺直弥(25=静岡)は復帰2場所目に挑む。

 昨年12月京王閣で落車し右肩と骨盤を骨折し長らく戦線を離脱した。「1か月寝たきりでした。その後も1か月は練習ができなくて…」と、ほぼぶっつけ本番で挑んだ復帰初戦の2月奈良は3日間、積極的に駆けてすべてバックを付けた。

「頭と体が一致しないせいか、自信を持っている時のイメージで走っていましたね。前回の奈良は強く感じた。でも、すぐに体は元には戻らないし、今年中に何とかできればって気持ちで走ります」と焦らずにゆっくりと調子を取り戻していく。

 そんな渡辺の気持ちをおもんぱかったのはマークする深沢伸介(46=静岡)だ。「オレはなかなか病気や怪我をしないからあまり言えないが、直弥は今は耐える時だよね。我慢すればこの先、良くなるはずだから」。

 渡辺の胸には「深沢伸介~一歩ずつ前へ、そしてこれからも~」の文字がビンビンと輝く。一心同体となった2人が渾身のワンツーを目指す。