英国のエリザベス女王(95)は6日の即位70周年に合わせ、チャールズ皇太子が将来「王」に即位した際、妻・カミラ夫人が「王妃」になると明言する声明を5日付で発表した。これまであいまいにされてきた同夫人の立場を明確にしたものだ。
チャールズ皇太子はダイアナ妃と離婚した後、長年不倫関係にあったカミラ夫人と2005年に再婚。国民感情を刺激しないよう、皇太子は同夫人を「プリンセスコンソート(皇太子の配偶者)」という呼称を使うことを発表した。
同時にカミラ夫人は、皇太子の爵位「プリンス・オブ・ウェールズ(ウェールズ公)」に対する「プリンセス・オブ・ウェールズ(ウェールズ公妃)」ではなく、別の爵位「コーンウォール公爵夫人」を名乗ることを決めた。これはウェールズ公妃として知られた故ダイアナ妃を慕う国民の反感を避けるためだった。
女王の声明は次世代の王室を担うチャールズ皇太子とカミラ夫人への支持を国民に訴えるもので、女王は「私を支えてきてくれたように、彼らに対しても同様の支持をしてくれるものと理解している」と述べ、「その時、カミラは王妃となる」と宣言。王室の一員として公務に積極的に取り組んでいると評価した。
また、カミラ夫人は昨年12月、女王の子供の配偶者として初めて英国最高位の勲章「ガーター勲章」が授与された。
今回、国民が長年抱いていたカミラ夫人への処遇をめぐり、女王が明確に「王妃」のお墨付きを与えたことにチャールズ皇太子夫妻側は、「感銘し、光栄」とする感謝の意を示した。皇太子は現地時間6日、即位70周年の祝賀メッセージを発表する。ちなみに、即位70周年記念行事「プラチナ・ジュビリー」は6月に予定されている。












