元東京都知事で芥川賞作家の石原慎太石原慎太郎(いしはら・しんたろう)さんが亡くなった。89歳だった。

 1931年生まれ。一橋大在学中の55年に小説「太陽の季節」で文壇デビュー。昭和生まれで初となる芥川賞を受賞した。

 同作品が翌年、弟・裕次郎さんの俳優デビュー作として映画化された。

 その後、政治家に転身。参議院議員1期、衆議院議員9期、東京都知事4期を歴任。歯に衣着せぬ物言いで物議を醸すこともあった。14年に政界を引退した。

 15年に旭日大綬章を受章。16年には田中角栄元元首相をテーマにした自伝的小説「天才」がベストセラーになるなど、執筆活動も続けていた。