◇宮之原輝紀(24)東京支部118期
昨年11月、桐生GⅢ企業杯で約1年3か月ぶり4度目のVを飾ると12月のびわこルーキーシリーズでV。前走の若松でも優出3着とした。
「調子は普通でいいとかはないです。結果が出ているのもたまたまです。一般戦とかルーキーシリーズですしね。記念ではまだ結果が出てませんから。特にターンがまだ通用してないです」と冷静に分析する。
父がボートレース平和島の整備士だった影響で幼いころからボートレーサーを志した。養成所時代にはリーグ勝率8・12の勝率を残し、デビューわずか3年でA1級に昇格した逸材。2019年からトップルーキーに4年連続で選ばれている。「A1になったのは早かったけど、そこからダメというか止まっちゃっている感じです」。記念での優出こそ複数回あるがまだタイトル獲得はない。
昨年は同期の栗城匠が5月の平和島67周年、板橋侑我が11月の浜名湖68周年でGⅠ初制覇。「同期が記念を取ったのは素直にうれしかったですね。自分もなるべく早い方がいいかなとは思っているけど、Fを切っちゃいけないし、焦らずに狙っていきたいです」と同期の活躍も落ち着いて受け止めている。
タイトル獲得のために重視しているのは旋回力だ。「エンジン出しよりもターンの技術を上げていきたいです。エンジンは言い訳になるのでターンで着を取れる選手になりたい。調整面ではターンの立ち上がりや出足の方を重視しています。スピードを持ったまくり差しができるような調整を意識してます」と打ち明ける。
趣味は競馬、競輪など。「仕事がない土日はスマホのネット投票で毎週JRAをやっています。楽しみにしてるし息抜きですね。収支ですか? もちろん結構マイナスですよ」と苦笑する。「アーモンドアイが3年前の天皇賞(秋)を取った時に、一瀬(明)さんに東京競馬場の馬主席を取ってもらって、パドックの内馬場に入れてもらいました。すごい感動しました」と、うれしそうに話す。
「人間性もいい、人として尊敬されるような強い選手になりたいです。今年の目標はSGの権利を取ること。将来はSGレーサーになることが、選手になった時から目指しているところです。まだ実力が伴ってないので、一走一走頑張って力を付けていきたいです」と将来の青写真を描く。
周囲から信頼される〝スター〟を目指して着実に階段を1歩ずつ上がっていく。
☆みやのはら・こうき
1997年11月26日生まれ。東京支部所属の118期生。東京都出身。2016年5月の平和島でデビュー。同年7月の戸田で初1着。2018年6月の江戸川W優勝戦で初優勝。通算5V。同期に栗城匠、板橋侑我、新開航、木谷賢太、小芦るり華、山本宝姫ら。












