一人横綱が貫禄を示した。大相撲初場所11日目(19日、東京・両国国技館)、照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が幕内千代翔馬(30=九重)を退け、1敗を堅守。相手の粘りに長い相撲を強いられたが、最後は両まわしを引きつけて力強く寄り切った。
取組後は「じっくり落ち着いてやろうと思っていた。一日一番に集中してやっているだけ。あと4日間も集中していきたい」といつも通り淡々とした口ぶりだった。
優勝争いは照ノ富士と関脇御嶽海(出羽海)が1敗で並び、幕内阿炎(錣山)が2敗で追いかける展開。先場所は終盤の13日目に割(取組)が崩され、全勝の照ノ富士が平幕で1敗の阿炎と対戦が組まれる形となった。審判部副部長の藤島親方(元大関武双山)は「一日一日、状況をみながら一番最善の取組をつくるということ」と再び割を崩す可能性を示唆した。
照ノ富士は「毎日ベストを尽くして頑張っていきたい」。誰が相手であっても、どっしりと受けて立つ構えだ。












