川口オートの「スーパースターフェスタ2021 SG第36回スーパースター王座決定戦/スーパースターシリーズ戦 平尾昌晃杯」は31日が最終日。11RではSSシリーズ優勝戦が行われ、松尾啓史(43=山陽)が追い巧者の本領を発揮し、優勝を飾った。
試走は3・26の一番時計。「朝からいい重みが出た。フレーム修正して跳ねもなかった。あとはスタートだけと思ったけど…」。そのスタートは不発で、1コーナーは8番手に。だが「1車1車、丁寧に仕掛けていこうと思った」と冷静に追い、順位を上げる。最終周の1コーナーで逃げる鈴木宏和(34=浜松)を差して首位に立ち、そのまま先頭でゴールした。
8番手からの猛攻劇。「多くのお客さんの前でいいレースができた。自分は追い込むのが持ち味なので」と理想のレースに納得の様子。
2021年最後のレースでの優勝は、12月3日にレース中の事故で亡くなった故・黒岩明さんに捧げるものでもあった。21年中に、川口でのレースの時に調整を相談した。「その時、『合格』をもらったセッティングでいった。昨日(準決勝戦ゴール前)のひと差しとか、パワーをもらった。いいレースをすると自分のことのように喜んでくれた。今日も喜んでくれていると思う」と天国の同期に感謝する。
この動きができれば楽しみはある。22年は「12R(スーパースター王座決定戦)の方にいきたい」と活躍を誓った。












