今年、地方議員ながら、1年にわたって全国ニュースで話題となったのが、埼玉・戸田市議のスーパークレイジー君(35)だ。ヤンチャ過去を公言し、特攻服姿で市議選に当選するも住居実態がなかったとして、当選無効となり、現在は最高裁で争っている。なんとか議員バッジをつけたまま年を越せそうだが、この先どうなるのか?
クレイジー君は、年の瀬の23日にJR戸田公園駅前で街頭演説会を開催した。クレイジー君の名前を行燈にしたド派手なデコトラが駆け付け、100人以上の聴衆を前に特攻服姿で演説し、最後には子供たちの間で人気となったダンスと曲を披露した。
「議員の仕事をしろ」とツッコミを入れられるというクレイジー君だが、実は子供に主眼を置き、まじめに活動している。この日も地元の特別支援学校でバスケットボール部のユニホーム代が不足していると聞き、クリスマスにプレゼントしたいと募金を呼びかける活動の一環だった。
一方で当選無効を巡る裁判では、最高裁での審理が始まっている。早ければ年明けにも審判が下る。クレイジー君は「まだ負けたワケではないが、難しいことは分かっている」と議員バッジを失う覚悟はついているようだ。
そのため先を見据えた準備も進めている。自身の名前や顔写真、「待ってろ日本!」の文字がラッピングされたワゴン車を特注し、「スーパークレイジー君党」の党首として、25日から日本全国を回る活動を始めた。
「衆院選に出れば良かったと半分後悔もあるが、これで終わりたくない」と前を見据えていて、来年3月には戸田市長選、夏には参院選が控える。すでにラブコールを送っている政党も複数あり、日本一有名な市議となったクレイジー君が再び旗を揚げる日は近い。












