大相撲初場所(1月9日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表された24日、新入幕の若元春(28=荒汐)がオンラインで会見を行った。

 2018年春場所の新十両から約3年かけて幕内昇進を決めた若元春は開口一番「不安が8割ぐらい占めてます。自分の実力が通じるのかと…」と語った。ただ、本人によれば、これはネガティブ発言ではなく「客観的なだけ」。体格や相撲内容を自ら分析し「まだ体も大きいほうではないですし、胸を合わせて取るような相撲が多かったりするので、どこまで通用するか不安な面もあります」と話す。

 そんな若元春は元小結若葉山を祖父に持ち、兄が幕下若隆元、弟が幕内若隆景の相撲一家。特に「先に入幕して三役に上がっている弟の背中を見てここまで来た。追い抜けるように頑張りたい」と、若隆景の存在は刺激になっている。

 また、後援会からは新たな化粧まわしが贈られた。若元春は「実家のちゃんこ屋で飾られていた祖父のものを元にしてデザインして作らせていただいた。物心ついたころから祖の化粧まわしを見て育ったので憧れがあった」と明かす。獅子舞が描かれており「なかなか完全に再現とはいかなかったみたいですけど、なるべく近づけてもらった」

「数字を決めると気負ってしまうので、具体的ななものは決めずにいい相撲を取りたい」と若元春。目の前の一番に集中して白星を重ねていくつもりだ。