ボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏が会長(35)を務める「3150ファイトクラブ」の興行「3150ファイトVol.1」が16日、大阪市のメルパルクホール大阪で開催された。

 興毅会長はメインの力石政法や宮崎亮だけでなく、同ジム所属の4回戦選手にもスポットライトが当たった興行について、「いい形で終わることができて良かった」と満足そうな笑みを浮かべた。

 エキシビションマッチでは「TKO」木下隆行とノアの丸藤正道、〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼんも参戦した。興毅会長は「グローブをつけてボクシングをして、それぞれの思いがあって、終わったらリングで抱き合って感動のシーンがあった。やっぱりボクシングってすばらしいものだと思った。ああいう試合も重要だと思っている。あの試合の後に4回戦の試合を見て、『プロの試合は違う』とも思う。そうなると僕らもプラス」と振り返った。

 次回興行は来年の4月ごろ、再び大阪での開催を予定しているといい「大阪に軸足を置いて、全国、世界に羽ばたいていけたら」と語った。