ボートレース住之江のSG「第36回グランプリ」は激戦のトライアル1st2回戦を終了し、勝ち残り6人が決定。16日は前検からの3日間を思い思いの調整にあてたシード組6人(賞金ランクベスト6)が登場し、11、12Rでトライアル2ndが行われる。

 そのトライアル2ndではシード組の1人、白井英治(45=山口)に注目したい。

 昨年10月に〝艇界のレジェンド〟と呼ばれた師匠の今村豊さんが現役を引退。レーサーとしての魂を受け継ぎ挑んだ「第35回大会」はトライアル2nd進出もベスト6入りはならず。悔しい思いをした。今回は2年越しで、今村さんに託されたグランプリ制覇という〝夢〟を実現するべく、住之江に乗りこんできた。

 手にした78号機は「行き足は自分の感覚ではまずまず。ただ、ほかの人との比較として物足りなさがありますね。本体整備をした。ピストンリングを替えたので、これでどうか。まだレースはしてないけどターンした感じはまずまず。ただ、もうひと足と思っている」と本番に向けて調整に余念がない。

 今村さんとの〝約束〟のほかにも奮起材料がある。親交があるプロ野球・ソフトバンクの守護神・森唯斗投手からグランプリ用にとヘルメットをプレゼントされたのだ。

「今村さんを通じて、ゴルフをすることがあって3年ぐらいになるかな。仲が良くて一緒に飯を食いに行ったりしている。今回はグランプリのためにと森唯斗が作ってくれた。唯斗の魂がこもっているので負けられない。次は僕がグランプリを勝って、唯斗にこのヘルメットをプレゼントしたい」とGP初制覇を誓った。