切れていなかった! 派遣型マッサージ店の女性従業員に対する強制性交容疑で逮捕された俳優の新井浩文容疑者(40=本名・朴慶培=パク・キョンベ)が、昨年7月の事件後も女優の夏帆(27)と何食わぬ顔で交際していたことが3日、本紙取材でわかった。そればかりか2人は結婚秒読みで、一緒にハリウッド進出まで計画していたという。関係者は「一体どのツラ下げて(夏帆と)付き合っていたのか!?」と猛非難している――。

「あれだけのことをやっておきながら、平然と(夏帆と)交際しているんだから、とんでもない男ですよ。彼女からすれば裏切られた思いでいっぱいでしょう」

 そう語るのは芸能関係者だ。時間の経過とともに新井容疑者の蛮行の計画性が次々と明らかになっている。

 事件が起きたのは昨年7月1日の午前4時ごろ。新井容疑者は派遣型マッサージ店の30代女性を“写真指名”して、東京・世田谷区の自宅マンションに呼び込んだ。女性が入ると部屋は真っ暗で、同容疑者は「下半身の施術」を執拗に要求。女性が「それ以上やったらダメです」と拒否すると、力ずくで乱暴を働いたという。

 警察の調べに新井容疑者は、当時「酒を飲んでいて記憶があいまい」という趣旨の供述をする一方「(頭などは)押さえつけていない」と、容疑の一部を否認。記憶があいまいなのに“暴行”の詳細は覚えているのだから、違和感しかない。

「部屋を真っ暗にしたのは“顔バレ”を防ぐため。その時点で計画性がうかがえる。容疑者が同店を利用したのはこれが4回目。捜査陣はその前の3回についても調べを進めている」とは警察関係者。同容疑者は2日午後に送検された。

 実力派俳優が一夜にしてレイプ犯に――。芸能界では大きな衝撃が走ったが、一番ショックを受けているのは、同容疑者の“最後の恋人”夏帆だろう。

 2人の熱愛は2016年5月に発覚。以来、オープン交際を続けており、夏帆は母親に同容疑者を紹介し、一緒に食事する仲だという。一部では「結婚秒読み」とも噂されていた。

 事件を起こした昨年7月1日前後にも仲むつまじい姿が目撃されている。昨年5月末に世田谷区のカフェで目撃した30代男性の証言。

「2人はこのカフェの常連。夏帆さんはそこで外国人教師をつけて英語を勉強していました。終わるころになると、新井さんが笑顔で迎えに来て、そのあと自宅へ。彼女が英語を勉強しているのは、ハリウッドを目指しているからで、新井さんも『俺も行こうかな』と乗っかっていました。はたから見てもラブラブでしたね」

 事件後はどうか。8月某日の夜には、新井容疑者の自宅近くを歩く夏帆の姿が目撃されている。

「その時は彼女1人でしたが、あの辺りは高級マンションが立ち並ぶエリアで、飲食店はほとんどない。『なんでこんなとこに夏帆が!?』と思いましたが、新井さんの家が近くにあると聞いて納得しました」とは映画関係者。

 昨秋には目黒区の庶民的な居酒屋に新井容疑者が夏帆を伴って来店している。

 業界関係者によると「そこは芸能人御用達の店で、2人も何度か来ています。その時は新井さんに変わった様子は感じられなかったそうです」という。
 年末年始の動向はわからないが、少なくとも7月1日の事件以後も2人が付き合っていたことは間違いない。

 前出芸能関係者は「どのツラ下げて付き合っていたのか。バレないとタカをくくっていたのか。レイプというのが、とにかく最悪。二階堂ふみや坂本美雨、池脇千鶴ら歴代彼女のイメージにも傷がついてしまった」と憤る。

 夏帆に至っては「新井容疑者はパチンコ、麻雀好きのギャンブラー。元カレの俳優Tもバクチが大好きでしたし、そういう危険な香りのする男性にひかれやすいのかも」(芸能マネジャー)という意見もある。

 新井容疑者との交際について、夏帆の所属事務所に問い合わせたところ、締め切りまでに回答はなかった。

 一体どれだけの女性を不幸にすれば気が済むのか――。