弥彦競輪場で開催されているGⅠ「第30回寬仁親王牌」は22日、2日目を行った。中川誠一郎(42=熊本)が連日、強烈な仕掛けでファンの胸を叩いている。そしてその思いは、あの男に届いていることだろう…。

 連日の1周仕掛けで両日ともにライン決着。初日は園田匠(40=福岡)、2日目は山田庸平(33=佐賀)が1着で、中川自身は2着、2着…。「後輩に使われてます(笑い)」とかすれた声と、疲れ果てた笑顔で2日間を振り返った。

 8月のGⅠオールスターからの超復活はすさまじい。原動力は脇本雄太(32=福井)と走れること、だった。そのワッキーが今回は重度の腰痛の影響で無念の欠場となってしまった。「ワッキーはウズいているでしょうね。復帰してきたら、またいい競輪をしたい」と走りで、また言葉でエールを送った。

 準決11Rは再度、山田とのタッグで挑む。負けん気の強いメンバーがそろった構成。問答無用の展開待ちになるが、今回は逃さない。「疲れが、取れれば…」。温泉にゆっくり入ることだろう。