【7月場所・9日目】田子ノ浦親方の泥酔画像が流出 止まらない角界の「夜の街」騒動

2020年07月28日 11時00分

田子ノ浦親方

 新型コロナウイルス禍で厳戒態勢が敷かれる大相撲7月場所(東京・両国国技館)のさなか、角界で新たな騒動が勃発した。幕内阿炎(26=錣山)が「夜の店」で部外者と会食して謹慎休場している問題に続き、田子ノ浦親方(44=元幕内隆の鶴)の飲食店での“泥酔写真”がネット上に流出。4か月ぶりに再開された本場所は負の連鎖が止まらない状況だ。

 幕内力士に続いて、今度は部屋の師匠を務める親方の“問題行動”が発覚した。田子ノ浦親方が外出先の飲食店で会食し、泥酔していると見られる写真の存在が明らかになった。写真には「芋ロックを全て一気で50杯は飲んでいた」などと会食の内容に関するコメントもある。日本相撲協会は田子ノ浦親方から事情聴取を行い、厳重注意したとみられる。

 田子ノ浦親方の写真が撮影された時期などの詳細については不明。会食をしたのは7月場所の開催期間中より前だった可能性もある。ただ、今は新型コロナウイルス禍で角界全体が神経をとがらせている状況。協会が定めた新型コロナ対策のガイドラインには「不要不急の外出自粛」などが明記されている。単に食事をしていただけならともかく、泥酔していたとなれば「軽率な行動」と言われても仕方がない。

 部屋の師匠として弟子を指導する立場なら、なおさらだ。角界では阿炎が接待を伴う「夜の店」で協会員以外の部外者と会食していたことが発覚したばかり。阿炎は7日目(25日)から休場し、自宅謹慎を続けている。阿炎の騒動を受け、相撲協会は八角理事長(57=元横綱北勝海)の名前で、全協会員に配布したガイドラインの順守を改めて通達した。

 親方の一人は「主に外出自粛に関すること。“ガイドラインの○ページ目と○ページ目をよく読んでおいてください”という指示があった。部屋と場所(国技館)の往復以外の外出は協会の許可がないとできない」と通達の内容を明かす。約1000人の全協会員に向けて「外出自粛」を念押しする格好となった。

 広報部長の芝田山親方(57=元横綱大乃国)は「30ページもあるガイドラインを最初から最後まで熟読するのは大変だけど、熟知してもらわないと困る」と力説。自宅謹慎中の阿炎については「こんな不適切なことをやらかして…。俺らの時代は北尾(元横綱)が『新人類』と呼ばれたけど(阿炎は)“超新人類”だ」と怒りが収まらない様子だった。

 そして、新たに発覚した田子ノ浦親方の軽率な行動…。角界の“負の連鎖”は、いったいどこまで続くのか。