ハンドボール日本代表合宿で「宮崎大輔」を強制排除「すべて切り捨てる」

2020年11月06日 05時15分

タブー化した宮崎大輔

〝宮崎ショック〟を払拭できるか。ハンドボール元日本代表・宮崎大輔(39)の逮捕劇が波紋を広げる中、来年夏の東京五輪を目指す男子日本代表「彗星JAPAN」の国内強化合宿が東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで、4~10日の日程で行われている。

 日本代表は新型コロナウイルス禍により3月に活動を中断。指揮を執るダグル・シグルドソン監督(47)は「もう一度チームを立て直したい。ベストな準備をしたい」と意気込みを語っているが、皮肉にも再スタートの矢先に事件が勃発した格好となった。宮崎が交際相手で新体操〝フェアリージャパン〟の元日本代表・深瀬菜月(26)への暴行容疑で逮捕された一報は関係者に衝撃を与えている。

 そのため、この日の会見前には報道陣へ向けて「選手個々人に関することおよび、本合宿以外の案件についてはお答えできません」とわざわざアナウンス。宮崎に関連する質問は「すべて切り捨てさせていただく」(関係者)と徹底的にシャットアウトするなど、ピリピリムードが漂った。

 チームの新陳代謝を図る「彗星JAPAN」にとって、宮崎の一件は早く忘れてしまいたい事実に違いない。ダグル監督が「若くて可能性ある選手が、チームにどういう影響を与えるかを見てみたかった」と話すように、この合宿のテーマは新戦力の発掘。若い選手が続々と代表入りしており、長らく染みついてきた「ハンドボール=宮崎」のイメージを払拭し、新たに生まれ変わるための転機でもある。

 宮崎は「東京五輪を目指す」と公言しているものの、代表入りは昨年1月から遠ざかっている上に、今回の騒動でほぼ絶望的。ハンドボール界の〝脱・宮崎〟の流れは、このまま加速することになりそうだ。