参院選長野選挙区(改選1)から立候補したタレントで新人の松山三四六氏(51)が6日深夜、自身のツイッターを更新した。

 文春オンラインで、約10年前に当時20代の女性と不倫して、女性が妊娠すると人口妊娠中絶同意書に「純一」という偽名で署名していたことが報じられたことについて謝罪した。

「皆様におかれましては、多大なるご心配ご迷惑をおかけしましたこと心から深くお詫び申し上げます。この度の報道に関しまして、選挙後の然るべきタイミングで取材対応したいと考えております。ご支援頂いている全ての皆様には、重ねて心からお詫び申し上げます」

 三四六氏は同選挙区で立憲民主党の公認を受けて2期目を目指す元TBSキャスター・杉尾秀哉氏と大接戦を繰り広げている。

 妻で女優の網浜直子氏の〝内助の功〟を受け、選挙戦の公示では歌手の松山千春から〝弟分〟と紹介された三四六氏は、自民党総裁・岸田文雄首相からも演説で「日本の明日を切りひらくことができるのは、自公政権と松山三四六しかいない」と〝激アツ〟の太鼓判が押されたばかり。

 そんな矢先、〝文春砲〟に見舞われた三四六氏はツイッターで謝罪し当落が決まった選挙後に対応を行うと発表したが、残りの選挙戦では党幹部の応援が受けられないという見方が浮上。

 ところが7日には、麻生太郎副総裁が中軽井沢北口で三四六氏を応援することが発表された。

 対する立民は逢坂誠二代表代行が、しなの鉄道田中駅で杉尾氏の応援で街頭演説会を開くことが決まり、〝七夕決戦〟となることが判明した。

「長野選挙区は立民に取って『民主党王国(羽田孜元首相)』の地盤です。選挙戦では三四六氏のスキャンダル報道を攻撃材料とするかにも注目が集まっています」(選挙プランナー)

 果たして大激戦区を制するのは三四六氏か、それとも杉尾氏か。