武雄競輪GⅢ「開設72周年記念」(大楠賞争奪戦)は23日、開幕する。プロ生活15年目、山田庸平(34=佐賀)の機が熟している。

 昨年10月弥彦の寬仁親王牌で自身2度目のGⅠ優出。今年もFⅠ戦2V。1月大宮、4月平塚の両記念で決勝進出。競走得点112・33点は地元勢ではナンバーワンだ。

「毎回毎回、練習もレースも積み上げてきた。何年もかけてやってきたのが、いい方向に向かっています」

 前走岸和田は長い距離に挑戦した。リスクを冒してでも「選手をやっていく中でこういうことが続いていく。苦手だけど乗り越えられるように」と肉体にムチを打った。初日と決勝で見せた先行策は攻め幅を広げるには最良の手になった。

 この後にはいわき平GⅠ日本選手権が控えている。初の特選スタートも決まりテンションは自然と高まる。「いい結果が出て自信になれば」。地元の大一番も今の庸平には通過点に過ぎない。