【深谷知広の競rin世界挑戦】熊本競輪場の復興支援にみなさんのお力を!!

2019年08月06日 16時00分

世界選手権のチャンピオンたちが熊本競輪場のためにサインを書いてくれたフレームです!支援の輪よ、広がれ!

 みなさんこんにちは、増量期を終えてもなお全力トレーニング中の深谷知広です。現在、熊本競輪場の支援活動をいろいろと計画しています。日本各地、災害で苦しむところはたくさんあるのになぜ熊本競輪場なのか。それは震災の影響を受けてから唯一立ち直れていない競輪場だから。そして私は競輪選手だから。すべての災害に対して個人で支援していくことは不可能です。なので自分の職場である競輪場が震災被害から立ち直れていないのなら何か力になりたいと思い、始めました。

 最初は震災直後に浅井康太さんと近藤龍徳君と3人で各自が使っている競輪用自転車を持ち寄り、それをオークションで販売して全額を寄付させていただきました。その後、熊本競輪場でイベントを開催してもらい、サイクリストの方々と一緒に熊本競輪場を走ったりしました。このような活動を熊本競輪場が開催を再開するまで定期的に行っていく予定でしたが、私がナショナルチームの活動を始めて身体的自由が利かなくなってしまいました。その中でSNSを活用して何かできないかを現在模索中です。

 そんな今の私の気持ちを伝えさせてください。このような活動をしていると応援のコメントも多いですが批判的なコメントも…。オークションで他人からお金を集めて自分たちは金を出さないのか、競輪選手ならたくさん稼いでいるんだから賞金から寄付するべき、などのコメントが寄せられます。

 オークションにかけている自転車は自分で購入したものですし、それの販売額を寄付している時点で自らお金を出していることになると思います。それ以外からもお金は出しています。競輪選手は稼いでいるんだから賞金から出すべきというのはイマイチ分かりません。収入がある全ての方は労働の対価としてもらっているお金だと思うので「競輪選手の賞金」は「皆さんの給料」と変わりはなく、汗水垂らして稼いだお金だということを理解してもらいたいです。

 前回行ったオークションのみでは結果的に落札者の方だけのお金しか集まらなくて、私的にはもっと多くの方々のお金と気持ちを熊本競輪場に届けられればと思っています。ですから支援はお金だけではなく一人でも多くの人に熊本競輪場を認知してもらって、もともと知っている方には忘れないような活動にしたいと思っています。まだ手探りの状態ですがSNSで集まったみなさんの意見を参考にして、いろんなことにチャレンジしていきたいと思っています!

 この活動を行う中で一番大変なのが私にあまり時間がないことです。トレーニング漬けの日々で丸1日空くのは日曜だけ、月曜の朝からトレーニングなので思うように活動ができません。なので周りの人や企業さんの協力が必要です。

 今回名古屋競輪場さんに協力していただきオールスター競輪開催中(14~18日)に私が直前まで使用し、アジア大会などでメダルを獲得した自転車競技用のフレームを展示していただけることになりました。このフレームには2019年のトラック世界選手権のチャンピオンたちのサインが入っています!! これは自転車競技の情報媒体のモアケイデンスさんが協力してくださり、世界選手権のチャンピオンたちに「日本の競輪場が被害を受けていてそのチャリティーのために!」と説明して書いてもらったものです。それを名古屋競輪で展示するので、みなさん写真を撮ってSNSでシェアしてください。そして支援の輪を広げていきましょう!!

☆ふかや・ともひろ=1990年1月3日生まれ、愛知県出身。169・8センチ、79キロ。桜丘高卒業。競輪のトップ選手で自転車競技の日本代表。

主な自転車競技歴=オーストラリアユースオリンピックフェスティバルのスプリント、チームスプリント優勝。第62回国民体育大会スプリント優勝。第15回アジアジュニア選手権大会スプリント、ケイリン、チームスプリント優勝。今年2月アジア選手権大会1Kmタイムトライアル優勝。

主な競輪実績=史上最速S級特別昇級(デビューから56日)、史上最速GI初優勝(2011年6月高松宮記念杯)、寛仁親王牌(14年7月)のGI・2勝。ルーキーチャンピオンレース(10年4月)、ヤンググランプリ(10年12月)、西王座戦(12年2月)、サマーナイトフェスティバル(14年8月)優勝。

 SNSで情報を随時発信中(ツイッター@tmhrfky)