ボートレース蒲郡の「マンスリーBOATRACE杯争奪戦」は27日に2日目を終了した。

 序盤戦を終えて畑田汰一(22=埼玉)が3戦2勝オール2連対と好調だ。2日目5Rでは3コースからコンマ08の快ショットを決めてまくり快勝した。2連率41%の63号機を駆り、上位級の舟足を誇っている。

「伸びは普通でレース足がいいですね。いいエンジンの感じはするし、ペラの微調整だけでいけると思います」と悠然と構えている。

 デビューして丸3年で8優出4Vと大活躍。今年の最優秀新人候補でもある。今月末に級別審査の締め切りとなる2021年後期適用勝率は6・42(27日現在)で初のA1昇格は濃厚だ。

 今期3Vの戦績を振り返り「最初はもっと勝率も良かったので、それを考えれば(A1勝率の)ギリギリになってしまったのは良くなかったですね。でも、今節はいいエンジンを引いたので、最後はきっちりいい形で終わらせたい」と自信満々だ。

 当地はこれが3回目の参戦。過去2回はともに予選落ちに終わり、スーパールーキーとの前評判を考えれば、そこまでの活躍は披露できていない。それでも「蒲郡は乗りやすいし嫌なイメージはないので、足がいいこんな時こそ、しっかり結果を残したいですね」とシリーズ中盤以降の更なる活躍に向け、視界は開けている。