◇徳増秀樹(46)静岡支部75期
賞金ランク10位・8326万3500円
2年連続2回目
昨年、デビュー26年目にしてグランプリ初出場を果たしたが、トライアル1st敗退に終わった。
「昨年、悔しい思いをしたので、今年は何としても出たいと思ってやってきた。結果が出たし、このチャンスをものにしたい。人生を賭けてと言えば大げさだけど、それくらいの気持ちで、それでいて自分らしさを出せるレースをしたい」と、リベンジを誓っている。
昨年はクラシック、グラチャンで優勝戦に進出。オールスター、ダービー、チャレンジカップで予選突破と、最高峰の舞台で堅実な走りを見せて、グランプリに駒を進めた。今年はSG初戦となった5月の住之江オールスターで優出すると、6月の宮島グラチャンで念願のSG初制覇を果たしてのグランプリ出場だ。
「グラチャンを勝ったのはとてもうれしかったけど、夏場以降がだめ。エンジンの引きが悪いこともあったけど、とにかく出足やターン回りが仕上がらなかった」と、グラチャンV以外は納得できる1年ではなかったが、最後の締めくくりとなるグランプリとなれば話は別だろう。
舞台となる平和島についても「あまりいいことはないけど、前回(平和島GⅠ66周年記念)で準優1枠が取れた。準優は5着になったけど、その時のイメージや反省が頭の中に入ってるし、対処はできると思う」と、戦うイメージもできている。
持ち前の整備力、堅実なレース運びを存分に発揮して頂点を目指す。