ボートレース蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」とGⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」は26日に予選3日目を終了した。27日の4日目は「チャレンジC」が準優勝戦進出へ向けた予選最終日となる。

 ここまでの得点率首位に立ったのは4戦2勝2、3着1回ずつの稲田浩二(兵庫=35)だ。以下、毒島誠(群馬=36)、桐生順平(埼玉=34)、久田敏之(群馬=39)と関東勢が続く。また、着順だけなら5位に相当する峰竜太(佐賀=35)は昨12Rで不良航法の減点10を取られ急降下。一転してボーダー下の22位から予選突破を目指すことになった。

 稲田は3日目6R、鋭いまくり差しを繰り出してシリーズ2勝目を奪取。舟足こそ中堅レベルのままだが、今節は運も味方につけている。予選ラストとなる4日目10Rの1号艇を首尾よく逃げ切れれば、予選トップ通過で準優戦に勝ち上がることになるが…。

 ここには峰や松井繁(大阪=51)、岡崎恭裕(福岡=33)ら、いずれも強敵ばかりがズラリと勢ぞろい。稲田にとっては間違いなく、今年最大の勝負どころとなりそうだ。