ボートレース蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」は26日、中盤戦のヤマ場、予選3日目の熱戦を展開中だ!

 第4Rでは、それまで1、5、1着だった新田雄史(三重=35)が4号艇で登場。4コースカドからコンマ05の好スタートを決めると、1Mは差しハンドル。バックストレッチでは4艇並走の最内から2M先マイを果たして、今節3勝目を手にした。

 2日目までは伸びに不安を訴えていたが、レース後には「上向いているのかも。(バックでも)思ったよりも出られなかったし、最低限は大丈夫」と、しっかり機力を上昇させてきた。これまでは本体整備も視野に入れていたようだが「あとはペラ調整だけにします」と、今後の方向性も定まった。SG3Vに向けて、勢いを増している新田からますます目が離せなくなった。

 一方、GⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」も同時進行中。こちらは、2日目まで1、3着と好走していた寺田千恵(岡山=51)が第5R1号艇で登場。ここは一旦、4号艇・小野生奈(福岡=32)の差し先行を許したが、これを2Mで差し返して逆転勝利。レース後は「ついてますね、今節は」とホッとした表情で、「1Mは(ターンマークに)寄り過ぎてしまったけど、しっかり調整ができて2Mは(ターンでサイドが)かかってくれました。行き足から伸びはすごくいいですね。あとは微調整で乗り心地を求めることに集中したい」と、仕上げは上々だ。

 全選手中、唯一全8回皆勤の続いている「クイーンズクライマックス」出場へは、もっか〝勝負駆け〟中だけに、今後も気を抜くことなく、上位着を積み重ねるつもりだ。