ボートレース蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」は26日、中盤戦のヤマ場、予選3日目に突入する。

 25日の予選2日目を終了した時点での得点率トップに立っているのは初日ドリーム戦3着から2日目も2、1着と安定感抜群の毒島誠(群馬=36)だ。「足は中堅でも、しっかりいいレースができている」と語る姿には余裕が漂う。ここまでに6、5号艇の不利枠を使い切ってのこの好成績。残り3戦は中枠ばかり。予選トップ通過に向けて、すこぶる視界良好といえよう。

 とはいえ、機力上位の一角に名を連ねる寺田祥(山口=42)が「今節はまだ抜けて舟足のいい人はいない」と語った通り、機力相場は上位拮抗ムードが続いている。現状では村田修次(東京=47)、峰竜太(佐賀=35)、杉山正樹(愛知=41)らが上位グループを形成しているが、中盤戦を迎え、ここから誰が抜け出していくのか、要注目だ。

 一方、同時進行中のGⅡ「第7回レディースチャレンジC」は、初日ドリーム戦をまくり快勝した守屋美穂(岡山=31)が2日目も11Rをイン逃げで勝利し、得点率トップをキープしている。これを2、1着の長嶋万記(静岡=39)、1、3着の寺田千恵(岡山=51)が追う展開となっている。