【蒲郡ボート・SGチャレンジC】横綱級74号機の村田修次が上昇「間違いなくいい足をしています」

2020年11月25日 22時45分

村田修次

 激闘を繰り広げるボートレース蒲郡のSG「第23回チャレンジカップ」は25日、予選2日目を終了した。

 首位戦線では毒島誠(群馬=36)がここまで3、2、1着と快走しているが、エース格の74号機を駆る今年のマスターズチャンプ村田修次(東京=47)もベテランらしい、粘り強い走りを披露している。

 2日目まで3、3着。6号艇で出陣した2日目4Rは1周2Mを回った時点では後方5番手だったが、道中の猛追劇から原田幸哉(長崎=45)を逆転して、3着奪取と価値あるポイントアップに成功した。

 レース後は「アレは乗りやすさがきているからできたターンですね」と自画自賛。仕上がりには日ごとに自信を深めている。それもそのはずだ、74号機は当地で横綱級と言われる逸品。村田自身も「回り足や乗りやすさはどんなエンジンでもペラ調整さえ合えばくるけど、伸びはなかなかそうはいかない。今回、その伸びがきている、ってことはいいエンジンの象徴ですよ」と艇界屈指の理論派らしく、的確に分析している。

 2日目は本体の組み直しが奏功。「これでかかりがいい方向にきて、自由度が出てきたのが大きい。これでもう一丁、ペラ調整をすればもっと出ると思う。自分が一番かどうかはわからないけど、間違いなくいい足をしていますよ」と満面の笑みを浮かべていた。

 SG参戦は2011年の当地オーシャンカップ以来、9年ぶりとなるが、ベテランの域に達した47歳は「長くやってればこんなこともあるし、これからも長くやるつもりだから、あまり何年ぶりとかは気にしていない(笑い)」と照れくさそう。

 口では平静を装いつつも序盤2走でSGの厳しさを実感し、それを楽しんでいるかのような余裕も感じさせている。「SGも一般戦もやることは一緒。ただ、気持ちはある程度入れていかないとね。隙を見せるとバンバンくるから、気が抜けない」。2周2Mの小回りで原田を逆転したシーンはその言葉を体現したかのような気迫があふれていた。

 村田は1973年7月11日生まれ。東京支部の78期生。99年2月の平和島一般戦で初V。07年9月の多摩川53周年記念でGⅠ初制覇。今年4月の津マスターズチャンピオンで2度目のGⅠ優勝を果たしている。