【蒲郡ボートSG&GⅡ】大ブレークの上野真之介「この10年は苦しかった」GP初出場に闘志

2020年11月21日 16時30分

努力が実りつつある上野真之介

【SGチャレンジC&GⅡレディースチャレンジC カウントダウンコラム「航路を拓け!」第2回】

 グランプリ(GP)、クイーンズクライマックス(QC)への最終切符争奪戦となるSG「第23回チャレンジカップ」、GⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」が24日からボートレース蒲郡で開催される。賞金王、賞金女王への道を自らの手で切り開くのは誰か――。直前連載「航路を拓け!」第2回は今年大ブレーク、GP初出場を狙う上野真之介に迫った。

上野真之介(32)佐賀・102期

◇賞金5981万7000円・20位(20日現在)

 今年は22優出7Vとキャリアハイの数字を残している。その内容も濃く、6月の宮島グラチャンでは自身初となるSG優出を決めた。「いつか師匠(峰竜太)とSGに出られれば…」と語っていたが、それを果たしただけでなく、一緒に優勝戦という最高の舞台で、ともに戦った。
 
 そしてGP出場圏のベスト18入りも間近というポジションで、最終決戦を迎える。充実の1年といっていいはずだが、本人は「これまで積み重ねてきたことが結果に出たのかなと思います。でも、まだタイトルを取ってないんですよ。そんな自分がグランプリに出ていいのかなって…」と複雑な表情を浮かべる。

 しかし、その一方でここまで積み上げてきたことは間違っていないという自負もある。だからこそ「この10年はずっと焦って、苦しかった。だから、今は10年前の自分に“大丈夫だからな”って言ってあげたい」と言い切る。

 チャレンジCは初出場。「まだベスト18に入ったことがないので、どんな感じかわからないんですけどね。ここまできたら、やっぱり賞金を加算したい」と、GP初出場に向けて、静かに闘志を燃やしている。