アイドルの片手間ではない!「乃木坂46」の山崎怜奈(23)が12日、東京・江戸川区が設置した「えどがわ未来カンファレンス」の委員に就任。12日、同区内で行われた第1回の会合に出席した。

「えどがわ未来カンファレンス」とは、誰もが安心して自分らしく暮らせる共生社会の実現に向けて、江戸川区長が設置した会議体のこと。

 山崎は「私は18年間、江戸川区で生まれ育った子供の一人として、若者の目線となって、何か一助となれるようなことが言えたらいいなと思う。幅広い業界でご活躍されている皆さんに、たくさんご教示していただき、私自身も学ぶ姿勢で取り組ませていただけたら」と意気込みを語った。

 実は山崎は以前から、出身地である江戸川区に携わる活動をしたいと考えていたという。

 同区の関係者は「あるテレビ番組で山崎さんが、『江戸川区の観光大使になりたい!』と発言していたのを見て、目を付けていた。テレビでも江戸川区出身であることを積極的にアピールしており、人気のあるグループに所属し知名度も高い山崎さんに参加してもらうことで、同委員会の宣伝にもつながると期待を寄せている」と明かした。

 自ら熱望した仕事だけに山崎は真剣そのもの。報道陣の取材に対し「グループの仕事をしていると、国内外の方からお声をいただくことがある。そういった時に言語の壁を越えて音楽や表情、文章などで何か伝わるものがあると感じている。江戸川区は国外からの居住者も多いので、そういったところに、より丁寧に向き合っていくことで、お互いの理解が深まるのかなと思う」と熱く語った。

 このカンファレンスは2022年3月まで、計8回予定されていて、その内容は区の条例や計画に反映されるという。山崎の活動に期待したいところだ。