やっぱり無傷では済まなかった? 俳優の綾野剛(40)が出演する大手製菓会社のCMが、放送と配信を終了したことが4日、分かった。また綾野は次期クール以降、テレビ各局の連続ドラマにリストアップされていないことも判明。CM、連ドラの露出急減は「ガーシー」こと暴露系ユーチューバーの東谷義和氏から主張された〝女性問題〟の影響なのか――。

 綾野が主演するTBS系の連続ドラマ「オールドルーキー」第2話(3日)の平均視聴率は、世帯11・2%、個人6・8%だった。第1話(6月26日)は世帯11・2%、個人7・2%だったため、数字上はほぼ横ばい。ここから嵐の二宮和也が主演し、4~6月期に放送された「マイファミリー」のような右肩上がりが期待されている。

 だが水面下では、雲行きが怪しくなってきた。綾野が出演する大手製菓会社のCMが、放送と配信を終了したことが発覚したのだ。

「綾野さんが出演した菓子のCMが今春から放送、配信されましたが、いつの間にか終了していたんです」(テレビ局関係者)

 また綾野は、10月期と来年1月期のテレビ各局の連ドラにリストアップされていないことが、各局の編成関係者への取材で分かった。

「綾野さんクラスの売れっ子俳優になると、連ドラのオファーが続くことは珍しくないですが、『オールドルーキー』以降はしばらく連ドラ出演はないようです」(別のテレビ局関係者)

 例えば女優の広瀬アリス(27)は、今年4月期の日本テレビ系「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」と同じ時期に放送されたフジテレビ系「恋なんて、本気でやってどうするの?」にも主演した。ほかにも7月期の民放連ドラに主演するイケメン俳優は、まだ発表されていないものの、10月期の民放連ドラに主演することが内定したという。そう考えると綾野も「オールドルーキー」以降、オファーがあってもおかしくはないが、現在のところゼロだ。

 CMの放送、配信終了と連ドラの露出急減をめぐっては、やはり暴露系ユーチューバーの東谷氏からユーチューブ動画で主張された〝女性問題〟の影響が大きいと見られている。

「綾野さんの〝女性問題〟はまだ白黒ハッキリしていないですが、テレビ各局やスポンサーはオファーするのに二の足を踏むようになったんです。ガーシー砲を浴びて無傷とはいかなかったようです」(制作会社関係者)

 実際に俳優の城田優は、東谷氏から金銭問題を暴露された後、それが原因かどうかは不明だが、出演したCMが取りやめられた。

 一方、綾野といえば、「オールドルーキー」はメインスポンサー全4社が第2話もCMを放送。これは、4社は綾野にではなく「オールドルーキー」へのスポンサードという姿勢とみられる(本紙既報)。

 本紙は、綾野がCMに出演した大手製菓会社に、(1)CMを取りやめたのは事実か?(2)それは〝ガーシー砲〟が理由か――と取材したところ、同社広報担当者は「綾野剛さんとの契約期間終了に伴い、広告物の掲出も終了しております」と回答。終了は認めたが、(2)の〝ガーシー砲〟には触れず、あくまで契約満了によるとしている。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)