お笑いコンビ「極楽とんぼ」がMCを務める「迷えるとんぼちゃん」(AMEBA)が9日放送され、〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼん(13)がゲスト出演。加藤浩次(53)に諭されたゆたぼんが「1回行ってみるのもあり」と考えを改め、登校する可能性が出てきた。

 番組冒頭、「ハイサイまいど! 少年革命家ゆたぼんです!」と元気よく挨拶したゆたぼんに、加藤は初っ端から「声が高過ぎてわからない」と先制パンチ。さらにゆたぼんがユーチューブ歴を4~5年と曖昧に答えたことにも「学校行ってないからおぼえられねえんだろ。足し算、引き算できるか」と毒づき、すっかり加藤ペースで番組は進行した。
 
 ゆたぼんは小学3年の時から不登校を始め、「学校に行くだけがすべてじゃない」が持論。元AKBの西野未姫(23)から「私は中学から業界にいて、ほぼ行っていない。高校も通信で、今めっちゃ後悔している。学校行けばよかったと。バカなのが目立ってきて、知識がない。行った方がいいよ絶対」と薦められるもゆたぼんは「こっちの考えじゃない」と固い意志を示したかにみえたが、変化が生まれたのは、誹謗中傷に悩んでいることを告白した時だ。

 加藤から「今のゆたぼんがやっている活動はいい。ここから大きくなっていくには学校の中に入って、実像を見る。中学も高校もやっぱりおかしい、と正していかないと。外から学校に文句を言っていたら誹謗中傷している人たちと実は同じ位置になったりしていないか」と矛盾を突かれたことだ。

 これに「そうですね」と返したゆたぼんを見た加藤は「納得したな」とニヤリ。加藤から再度、学校に行く意義を畳み掛けられたゆたぼんは真摯に耳を傾け、「1回行ってみるのもありですね。初めてかもしれない。中学校に行くの」と不登校宣言を引っ込める考えを示唆した。

 ゆたぼんパパの中村幸也氏は「ゆたぼんには学校に行ってみたらとちょくちょく言ってるんで、学校という場所を知っている人からそういう道もあるんだよというのを言ってもらえた。西野さんも自分の人生で後悔している話をしていただいたので、そこから本人が感じる部分もあったんで良かったなと」と振り返った。

 現在、中学2年のゆたぼんだが、今後「学校行きました」のユーチューブ動画が上がる日が来るのか――。