4週目に入ったNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の22日放送で、二代目ヒロインとなる赤ちゃんが生まれた。同ドラマは戦前から100年にわたる女性三代(上白石萌音、深津絵里、川栄李奈)のストーリー。 

 双方両親の交際反対から〝大逆転〟で稔(松村北斗)と結ばれた初代ヒロイン安子(上白石)。22日の放送では、稔の出征中に女児を生んだ。後に深津が演じる二代目だが、この回は赤ちゃんのままで、安子に抱かれていた。

 劇中で関心を呼んだのが、稔が出征前に決めて安子に託した「るい」の命名。義父の実業家・千吉(段田安則)から「珍奇」との声が上がり、野球に熱心な義弟の勇(村上虹郎)は野球のベースにあたる「塁」と解釈して「ええ名前じゃが」と喜んだ。

 命名の話題は後続「あさイチ」に持ち越され、博多華丸がバスケットボールのNBA選手「八村塁でしょ」と思い浮かんだ「るい」を挙げると、相方の大吉は「キャッツ・アイの泪ちゃん」と漫画・アニメの人気作品に登場する三姉妹の「来生泪(きすぎ・るい)」に言及した。

 2人の「るい」談義に鈴木奈穂子アナウンサーは「そういう楽しみ方も…」と感心した様子。ドラマでは命名の由来が明かされており、三代目の名前を示唆する台詞も語られている。

 安子の子役時代は実質2日で終わった「カムカムエヴリバディ」。ツイッターでは「るい」の成長の早さを巡り、「深津さんがいつ出てくるのか楽しみ」「明日からでもええ」といった投稿も見られた。