へずまりゅう氏 政見放送で手話通訳士にメントスコーラ凸の〝放送事故〟

2021年10月28日 09時59分

へずまりゅう氏(中)が手話通訳士にメントスコーラで突撃する、右はぷりん将軍(政見放送から)
へずまりゅう氏(中)が手話通訳士にメントスコーラで突撃する、右はぷりん将軍(政見放送から)

 衆院選(31日投開票)で「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」NHK党)の政見放送が28日、NHKで放送され、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏(30)が登場し、放送事故と勘違いされかねない内容となった。

 小選挙区神奈川県の政見放送で、NHK党は神奈川15区に渡辺麻里子氏(45)が立候補。机の上には「渡辺マリコ」の名前が書かれたプレートが置かれていた中、へずま氏が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記のそっくりさんでティックトッカーのぷりん将軍とともに登場。渡辺氏のプレートを投げ飛ばし、自分の名前が入ったプレートと入れ替えるや、おもむろにコーラとメントスを取り出した。

 すると後方にいた手話通訳士の女性にへずま氏は「ピピピ~、山口県から来ましたへずまりゅうです! コラボレーションお願いします。メントスコーラお願いします。あなたのことを愛しています!」とコーラにメントスを入れて、発泡させる突撃行為に及んだのだ。

 女性の悲鳴が聞こえた後、席に戻ったへずま氏は「去年、私はこのようなことを叫びながら、有名ユーチューバーに無理やりカメラを向けて、撮影する迷惑行為をしていました」と話し、ほかにも逮捕、一審有罪判決に至った事件を振り返り、謝罪した。

 そのうえで「日本は新卒で仕事に就けなかった人、犯罪者、自閉症、引きこもり、職歴も学歴もないドロップアウトした人に異様に厳しい国です。なにか悪いことをしたら一生叩かれる、一生ついて回る国です。再チャレンジと政治家は言うが、2世、3世の国会議員、いい大学、いい会社のエリートばかり。再チャレンジが分かる人はほとんどいないし、経験もない人ばかり。そんな人たちに再チャレンジできる国はつくれない。私のようなクソでもやり直すができる国にしたい」と神妙な顔でまじめに訴えた。

 実は、NHKのスタジオで撮影されたものではなかった。事前に陣営が政見放送のスタジオを模したセットをつくり、撮影したVTRで、メントスコーラも演出の一環だったが、からくりを知らない視聴者からすれば、またへずま氏がやらかしたとなるところ。放送内ではへずま氏が手話通訳士に謝罪する場面も放送されている。

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