小泉進次郎環境相(40)の〝ある発言〟が物議を醸している。

 進次郎氏は先月29日の会見で、横須賀市長選で自身が支援した候補者が当選したことを問われ、地元でのエピソードを披露。その中で、同市の労働組合幹部から次のような言葉を掛けられたと明かした。

「小泉さんとは国政では水と油かもしれないが、水と油も混ぜればドレッシングになる」

 当然のことながら、水と油を混ぜてもドレッシングにはならない。それを言うなら、せめて「油と酢」だろう。

 ドヤ顔で話す進次郎氏にネット上は大盛り上がり。「まず考えよう」「頭悪いのか」「またポエム!?」など散々な言われようだ。

 進次郎氏と言えば、数々の抽象的かつ摩訶不思議な発言で「ポエマー」呼ばわりされてきた。今年5月、虫垂炎の緊急手術から公務に復帰した際には、リモートワークについての質問が飛び、以下の答え。

「退院後、リモートワークができてるおかげで、公務もリモートでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから、それも非常に良かったことだと思ってます」

 4月にもニュース番組で政府が温暖化ガスの削減目標を2013年比で46%減に決めた理由について聞かれ「おぼろげながら浮かんでるんです。46という数字が」と、新世界の君主ばりの回答を炸裂させた。

 今回はあくまで同幹部による発言を進次郎氏が引用し〝事故って〟しまったものだが、将来の首相候補からすっかりネタキャラに変貌してしまった感は否めない。

 年内の衆院選では自身の選挙区のほか、他候補の応援演説にも駆り出されるとみられるが、果たしてどんな話が飛び出すか。