フリーアナウンサーの小林麻耶(41)が夫で整体師の「あきら。」こと國光吟氏(くにみつあきら=37)と別居して3か月以上たち、離婚協議に入ったと1日、「女性セブン」が報じた。麻耶は夫から影響を受けすぎたが「目が覚めた」というのだ。追跡取材すると、離婚危機はともかく、むしろ本格的に〝目覚めた〟ようで独自のリラクセーションを〝開宗〟するという。

 歌舞伎役者の市川海老蔵は、スピリチュアル色の強い國光氏にかねて違和感があり、自身の長女麗禾ちゃんと長男勸玄くんを麻耶&國光氏夫妻から遠ざけているとされる。

 女性セブンによれば、麻耶は、妹の麻央さんが2017年に死去後、麗禾ちゃんと勸玄くんを自分の子どものようにかわいがっただけに、会えない寂しさを募らせた。同時に出産願望が強くなり、國光氏がパパとしてふさわしいか疑問を持ったそうだ。悩んだ末、弁護士を交えて離婚協議を始めたという。

 麻耶は國光氏と結婚してひょう変した。

 麻央さんの死去で精神的にドン底だったころ、〝子宮系カウンセリング〟と称される独特なスピリチュアルにハマり、その流れで國光氏と出会ったとされる。「宇宙ヨガ」の提唱者で熱狂的な〝ファン〟を抱える同氏に、麻耶はひかれた。そして18年7月に「交際0日」で電撃結婚――。

 結婚生活の中で夫は妻への〝関与〟を強めていった。「國光さんは昨年5月ごろ、麻耶さんの婿養子に入り、『小林吟』になったんです。これには驚かされました」(知人)

 麻耶が昨年11月、TBS系「グッとラック!」を降板した騒ぎのウラにも、國光氏の同番組に対する〝介入〟があったとされている。

 また、麻耶は同番組のファッション企画のロケ収録で「降りてきた…」とつぶやき、突然男性のような低い声になって「こんな服着られるかよ!」とチンピラ言葉で吠えたとも同月発売の週刊新潮は伝えた。

 麻耶は降板騒動でテレビ各局から事実上、出禁を食らい、さらに國光氏に心酔する。夫婦でユーチューブチャンネル「コバヤシテレビ局」の配信を開始。朝っぱらから肩を並べて瞑想を始め、その様子を流した。

 夫婦の関係に異変が起きたのは、今年に入ってから。コバヤシテレビ局が1月、突如終了したのだ。理由は不明だが、ピュアな麻耶もさすがに國光さんに違和感を覚え始めたという。「それでも國光さんは麻耶さんに貢ぐかのように贈り物を渡し続けました」(前同)

 しかし春には別居と報じられるなど、夫婦関係は修復されることはなかった。その理由の一つが麻耶の〝開眼〟だ。

「麻耶さんは〝自分でリラクセーションをやりたい!〟と目覚めたそうです。早起きして勉強するようになったと聞きます」(前同)

 確かに麻耶は別居報道後の3月30日、ブログで「自分に合った健康法を見つけて行きたいと思います」とサラッと記している。

 麻耶が國光氏から離れて独自路線を突き進む一方で「國光さんは世間から『怪しい』と指摘されることは自覚していますが、自分のメソッドには絶対の自信がある。麻耶さんが〝自分でやりたい〟となれば、おもしろくないかもしれません」(前同)

 麻耶は5月7日、ブログで「全米ヨガアライアンスRYT200の勉強も始めました」と報告している。RYT200は、ヨガインストラクターの養成コース。悟りの境地を開こうとしている。

 夫婦が〝競合他社〟になる日もそう遠くないようだ。