東京五輪に新型コロナウイルスで〝最凶〟と恐れられるラムダ株の上陸が現実味を帯びてきた。

 新型コロナ禍が世界中で再び深刻化する中で、現在最も恐れられているのがペルーを中心に南米で猛威を振るっている「ラムダ株」だ。

 まだ確認されたばかりで未知の部分が多いが、これまでの変異種の中でも感染力が強く、さらに最も警戒されているのは現在接種が進められているワクチンの効果が20%以下に低減する可能性も指摘されている。

 そんな恐怖のラムダ株がついに南米外の英国でも発見されて大騒動になっている。今後は東京五輪に南米や英国から選手や大会関係者が大挙に押し寄せるため、日本での最凶変異種による感染爆発の危険性も出てきた。

 国民の間からは不安の声が続々と上がっており、ネット上では「東京五輪開催でデルタ株どころか、ラムダ株が蔓延してしまう。ああ怖い」「南米ペルーで大流行している新型コロナウイルスのラムダ株の威力はハンパじゃない。東京五輪を機に上陸する恐れが浮上している」と日本での流行への不安が広がっている。

 そのため「東京五輪を絶好のハブとして南米産のラムダ株が世界に拡がることにでもなったら、菅や橋本や小池は、世界に対してどう釈明するつもりか」と、新型コロナ禍にもかかわらず世論を無視して東京五輪の開催を強行しようとしている政府や大会組織委員会、東京都に対して矛先を向ける意見も出ている。

〝ウイルスの祭典〟は日本にとんでもない事態を引き起こすことになりそうだ。