新型コロナウイルスに感染し、入院していた古い政党から国民を守る党の立花孝志党首(53)が21日、退院し、自身のユーチューブチャンネルで報告した。

 立花氏は今月8日にコロナ陽性が判明し、自宅療養を開始。微熱が続き、せきが止まらないため11日に保健所の指導で都内の病院に入院していた。

 退院後、ゴルフ宣言していた立花氏はゴルフウエアに身を包み、車内から動画を撮影。「11日間入院したが、みなさんご心配お掛けしました。『コロナは風邪』というのはその通りだなというのが、正直な感想です」と切り出した。

 立花氏は「コロナは風邪」と発言しながらも入院したことで炎上したが、「コロナに関しては、いろんな価値観があって、考え方が違う。決して怖い病気ではないと思います。ただ(治癒するまで)時間がかかるのと、感染力が強いということで基礎疾患、高齢の方は気をつけないといけない。風邪でもおっさんは入院する、じじいは死んじゃう。風邪はそれくらい怖い病気だが、健康な人には大したことがない」と持論の「コロナは風邪」の考えに変わりがないことを強調した。

 立花氏は「これからもコロナは怖いという人は言い続けるでしょう。僕自身はこんなことで経済を止めるべきレベルじゃないし、五輪はやるべきだし、医療の進歩を肌で感じた。ワクチンはすごいものなんだろうと。2~3か月すれば、ワクチンが行き届く。日本の中もコロナは忘れ去られる日が年内には来る」と〝コロナ狂騒曲〟は早期に終わると指摘した。

「いずれにしても、これだけの医療態勢を構築してくれた政治家、官僚、医療従事者には感謝したい。ゴルフをして、明日から業務に復帰したい」と結び、ゴルフ場へ向かった。