ゴールデンウイークも終わり、満員電車で通勤する人の流れが戻って来た。〝減便〟のため「いつもより混雑している。何のために電車の本数を減らしたんだ!」と憤っている人も少なくない。

 当初、11日までとされた4都府県の緊急事態宣言も延長は確定。問題は延長の時期と、中身をより厳しくするのか、それとも一部を緩和するのか、といったところ。いったい菅政権はどうするつもりなのだろう。

 これに弁護士の橋下徹氏が、6日放送のフジテレビ系「めざまし8」で持論を展開。「もうハチャメチャ、ちぐはぐだらけで、全く国民はついてこないと思いますよ!」と言い切った。その理由は、政府のやりたいことがブレブレで「どうしたいのか分からない」からだという。

「人流抑制なのか、感染対策したいのか、2つに分けてキチッと腹をくくらないといけない。政府が人流抑制だと旗を振ったのなら、百貨店以外も止めなきゃいけない。オリンピックのテスト大会なんかやってる場合じゃない。政府が揺れ動いている。人流抑制と言っておきながらオリンピックはやりますよとかね、百貨店以外は感染対策できているならいいですよとか、もう無茶苦茶です」と橋下氏はあきれる。

 あす7日にも、緊急事態宣言の延長を決定する菅首相。果たして国民が納得できる発表はできるのか――。