【東京五輪】韓国メディア「旭日旗排除キャンペーン」激化 ヒトラーと安倍前首相のポスターも

2021年05月03日 17時22分

「問題」が山積だ

 韓国の「東京五輪旭日旗排除キャンペーン」が激化している。

 国際オリンピック委員会(IOC)は東京五輪での政治的パフォーマンスを禁止とする従来の方針の継続を表明したが、韓国ではそれに乗じて旭日旗を〝戦犯旗〟として禁止するよう要求する世論が高まっている。

 韓国メディア「ニュース1」は「スポーツの政治的中立だけを強調したまま表現の自由を認めていないという指摘が出ている。憲法学者のハン・サンフィ建国法学専門大学院教授は『IOCにはむしろ偏見の視野があるようだ』と話している。IOCの基本的な志向はスポーツを通じた世界平和で、五輪のような世界的なイベントで戦争体験などを克服するためのメッセージは絶えず発信することこそオリンピック精神に合致する」と表現の自由の観点から政治的メッセージは重要との見解を示した。

 そして、仮にIOCが政治的パフォーマンスを禁止とするなら「戦犯期を象徴する旭日旗の応援は問題ないのか」と糾弾した。同メディアは、鉤十字(ハーケンクロイツ)の腕章を巻いたナチスドイツのヒトラーと、旭日旗の腕章を巻いた安倍晋三前首相が向かい合っているポスターを掲載して、旭日旗の完全禁止をIOCに要求。

「旭日旗に関して一貫性のないIOCの決定も問題だ。膝つきパフォーマンスは禁止ながら旭日旗の応援には立場を明らかにしなかった。東京五輪組織委員会は競技場の中での旭日旗応援を許可しているが、IOCはいざ『状況に応じて判断する』と繰り返すだけだ。これに対して徐坰徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授は〝世界旭日旗撲滅キャンペーン〟を展開している」と報じ、東京五輪での旭日旗排除を目指す動きが活発化している。

 ヒトラーの写真まで持ち出し、韓国では旭日旗への反感が急激に高まっている。

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