世界中が知っている〝ワクチン後進国〟の日本で、それでもオリンピックをやろうというのか?

 日米首脳会談から帰国して、ファイザーのCEOと電話で会話し、9月までに日本人の全員にゆきわたる分のワクチンを供給してもらえるよう「話をつけた」とまるで〝自慢〟しているようにも見える菅政権に、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が痛烈批判だ。

 19日の日本テレビ系ワイドショー「ミヤネ屋」にリモート出演したデーブ氏は「何もかも後手後手。たとえば、ワクチンを打てる環境づくりはもう半年前から準備ができたのに…。スタジアムとか海外ではやっているのに、非常に消極的。大阪を見ればわかるように、どうにかなるっていう段階はもう過ぎている」と政府の無策ぶりに不満をぶつけた。

「オリンピックをやろうとしているさなかに、まだ(ワクチンは)1%も打っていない。PCR検査もなかなか受けられない日本の不思議。(コロナ専用の)病床も信じられないほど少ない。そんなことが(世界に)多く報じられているのに、今の政権はそれを客観視できていないんじゃないかと。(菅首相が)アメリカ行っても、まだわかってない気がする」と認識の低さにあきれている。

 とどめは「日本は、経済的に恵まれていないアフリカの国よりも遅れていると、もう(海外の)メディアに出ている。それなのに、強引にオリンピックをやろうとしている」(デーブ氏)。

 東京が大阪と同じ道をたどるようだと「五輪中止」が現実のものになるかもしれない。