東スポにモノ申す! 大人気ユーチューバー・てんちむ(27)の独占インタビューが大反響を呼んでいる。すべてをぶっちゃけて話したてんちむだが、言いたいことはこれだけではなかった。何でも本紙の報道に不満があるようで、とにかくおかんむり。いったい何が不満なのか?

 本紙が昨報した前編では、過去の「破産寸前報道」や、年末の「RIZIN.26」で格闘ユーチューバー・シバターとともに花道を歩いたことなど、すべて話したてんちむだが、突然「東スポに聞きたいことがある!」と言い出した。

「質問なんですけど、(私のネットニュースで)なんで、あんなに盛れてない(かわいくない)写真を使うんですか? なんで? なんで?」と本紙記者を問い詰めはじめた。

 記者は「かわいい写真だと思いますけど…」と答えたが、てんちむは「全然、かわいくない!」と訴えた。そこで本紙やウェブニュース上で使われている写真を見せると「まじでやだ! なんでこれなの? 二重あごになってるし、ほっぺもデカい! 口紅の色もそんなに…」とヒートアップするばかり。

 困った記者は、本紙が秘蔵する「鬼ギャルてんちむ時代」の写真を見せると「これはこれでかわいいけどさ! さすがにいまのニュースにこの写真を使うワケにいかないじゃないですか!」と〝激おこ〟だ。

 さらにてんちむは、日ごろから抱えていたある疑問を本紙にぶつけた。

「インスタグラムとかって日々、新しい写真、盛れている写真が更新されるわけじゃないですか? ああいうのを引用っていうのはダメなんですか?」

 記者が「基本的には、東スポが取材して撮影した写真じゃないと使用できないんです」と伝えると、「なるほど、そうなんですねー」と、何とか納得してくれた。

 ただ、ここまでてんちむが写真にこだわるのは、本人なりの理由があるという。てんちむら女性タレントにとって、記事の際に掲載される写真は「時には、内容より大事」というのだ。

「ネットニュースの拡散力って本当にすごいなと思ってて。で、自分でニュース見たら、だいたい盛れていない写真が使われているんですよ。それで『マジでこれは拡散しずらいなー』って」

 SNSで拡散しようにも、自分がかわいいと思えない写真が使われているため、あきらめざるを得ないケースが結構あるというのだ。

 機嫌を直したてんちむは、本紙の動画コラボ「てんちむと撮影会してみた」に応じた。てんちむは「この撮影会のために髪の毛をトゥルントゥルンにしてきました」「修正なしで!」と、笑顔でフォトセッションに応じた。

 銀座でのクラブ勤めで身に付いた「大人の女性」のフェロモンをカメラマンにアピール。

 変わった部分を聞くと「『言葉遣いや作法やしぐさが落ち着きがあって、上品になりましたね』というコメントが増えましたね。これまではいい意味で、自分らしくというか、がさつというか、下品というか…そういう面があったんですけど、前に比べたら、すごい意識が変わりましたね」。

 それまでは、飾らないところが魅力でもあったが、「あれはあれで、良かったのかもしれないですけどね、でも年齢とかもあるじゃないですか。27になったんで、いいお姉さんにならないと!という意識ですね。紹介しても恥ずかしくない人間にならないといけないなと思いました」と、〝もう鬼ギャル時代には戻らない〟という強い意志を示した。

 最後には「これからは盛れてる写真使ってくださいね!」。てんちむにとっては何よりも「かわいい」ことが第一義のようだ。(撮影会の模様は、東スポ動画で配信します)

☆てんちむ=本名・橋本甜歌(はしもと てんか)。1993年11月19日生まれ。2004年、NHK教育「天才てれびくんMAX」に子役として出演し、〝てんかりん〟の愛称でブレーク。その後、素行不良による芸能界引退などを経て、現在はチャンネル登録者数160万人超えのトップユーチューバーとして活躍。昨年9月には、豊胸の事実を隠しナイトブラのプロデュースを行っていたことが発覚し、一時は4億円超えの負債を抱えて破産寸前と告白。借金返済に向け、昨年末から銀座のクラブ「Nanae」でホステス、六本木の「バーレスク東京」でショーダンサーとしても働き、ユーチューバーとともに〝三足のワラジ〟を履いている。