バラエティー番組も「マスク着用」へ…コロナ感染対策強化の動き

2021年02月03日 05時15分

大江麻理子キャスター
大江麻理子キャスター

 緊急事態宣言の3月7日までの延長が2日、正式に決まった。当然、テレビ局への影響は避けられない。経済報道番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(テレビ東京系)の大江麻理子キャスター(42)は先月18日からマスクを着用して出演している。この流れはバラエティー番組にも広がることは必至だ。

 テレ東では「WBS」「Newsモーニングサテライト」「日経モーニングプラスFT」の3番組で、出演者はマスクを着けたままトークしている。

 一時に比べると、新型コロナの感染者数に減少傾向は見られるが依然として多く、緊急事態宣言の延長が決定した。これにより、今まで以上に気を使わなければならないのがテレビ局。スタジオの多くは換気が悪く、出演者、スタッフなど大勢の人が参加するため密になりやすいのが実状だ。

 テレビ局関係者は「報道番組より、もっと感染対策が必要なのはバラエティーですよ。出演者も多いし、スタジオ内にはスタッフだけでなくマネジャーもいることがある。最近は別室で待機するケースもありますが。こうした状況だから、そろそろ出演者がマスクを着けることが検討されている」と明かした。

 確かに最近、お笑い芸人の感染者が後を絶たない。昨年末からミキの昴生、ウエストランドの井口浩之と河本太、三四郎の小宮浩信、南海キャンディーズの山崎静代、ジャングルポケットの斉藤慎二など。また昨年12月に発症した東京ダイナマイトのハチミツ二郎は一時、危篤状態に陥ったことを告白している。

「もちろんこれらの芸人が、バラエティー番組の収録で感染したかどうかは分からないけど、バラエティーの収録現場の感染対策が十分とは言えないのは事実」(同)

 バラエティーの収録現場では、出演者の間に透明なアクリル板を置いたり、口元を覆う透明な樹脂製のマウスシールドを着けたりはしているが、これだけでは不十分と指摘されていた。

「マウスシールドやフェースシールドは、マスクに比べると飛沫拡散防止効果がかなり落ちると言われる。これだけ芸人の感染者が増えていることもあり、バラエティーでもマスクを着用することが検討され始めた」(バラエティー番組スタッフ)

 特にロケでは、すでにマスクを着けて収録している番組もあるとか。

「ロケでは出演者が一般の人と直接話しますからね。一般人に感染させるわけにはいかないから、実際に出演者もマスクを着用してロケを行うケースも出始めた」(同)

 もう1~2か月経てば、バラエティーでもマスクを着用しての出演が、スタンダードになっているかもしれない。