ひき逃げ疑い〝元キラー・カーン〟が号泣反論「金目当て」と主張

2020年12月09日 20時37分

取材に応じた元キラー・カーン、小沢氏

 9日に警視庁新宿署に道路交通法違反(ひき逃げ)と重過失傷害容疑で東京地検に書類送検され、現役時代は「キラー・カーン」のリングネームで活躍した元プロレスラーの小沢正志氏(73)が同日午後、自身が経営する東京・新宿区百人町の「キラーカンの店 居酒屋カンちゃん」でメディアの取材に応じた。

 10月18日午後5時すぎ、歩行中の女性を自転車ではねて負傷させ、そのまま走り去ったとされる同氏は、集まった報道陣に面食らいながらも「全ては警察署で話してきた。(被害女性は)金目当てにやっている」と興奮した様子で話し、文書を配布した。

 書面には「私の不注意から被害者の女性の方にはご迷惑をおかけしてしまい深く反省しております。今後はこのようなことがないように気持ちを引き締めてまいります(一部抜粋)」と反省の言葉が並べられていた。

 一旦、店内に入った同氏は机に突っ伏して号泣。関係者になだめられ、再び取材陣の前に姿を現すと一気にヒートアップする。「警察で(女性が)歯が折れた、顔が腫れ上がっているというなら、写真を見せてほしいと言っても見せてくれなかった」と納得がいかない様子でまくし立てる。

 さらに「自分は歩行者に対し(自転車の)ベルはイヤミになるから鳴らさない」と主張。続けて頸椎損傷時の手術跡の写真を見せながら「俺がハンディキャップがあるのも見せますよ」と、いかに自分がまっとうな人間であるかをアピールした。

 救護措置を怠ったことを指摘されても「(ぶつかったとされる場所から自分の)店は目と鼻の先。なんでそれがひき逃げになるのか。そんなケガをしたならすぐ来ればいい」と自身の正当性を強調する。

 最後には「なぜこんなことになったのか分からない。被害者は俺ですよ」と話すと「大声出してすみませんでした。みんなの前でついカッとなった」と気を取り直した様子で店内に消えた。