過去にヒップホップユニット「RIP SLYME」の元メンバー・SU(46)との不倫愛を報じられたモデルの江夏詩織(25)が、約2年間の引きこもり生活を経て「栞(しおり)」として、再始動することが本紙の取材で分かった。初のスタイルブック「genzaichi」を発売し、空白の2年間を語るインタビューも掲載されるという。引きこもり生活を経ての今の姿とは――。

 栞は2010年、北山詩織の名前で、ファッション誌「Seventeen」の専属モデル「ミスセブンティーン」グランプリに選出され、モデルデビュー。同じグランプリの三吉彩花、森川葵は今や売れっ子女優だ。

 16年にはドラマなど女優業にも進出し、バンド「love film」としても活動していた。

 しかし、そんな歯車が狂ったのは、18年に報じられた不倫騒動。不倫相手のSUは、歌手の大塚愛(38)と離婚し「RIP SLYME」が解散する大騒動にまで発展。栞は当時、北山詩織から江夏詩織に改名したが、仕事をすべて失い、事実上の休業状態になった。

 発売するスタイルブック「genzaichi」は、セルフプロデュース。衣装からメイク、ロケ地、掲載写真まですべて栞自身が決めているという。

 タレントの写真集製作を支援するサービス「Photobook Base」で16日から予約スタートするが、気になるのは空白の2年間を語るインタビューの内容だ。

「栞はあの騒動後、猛省しながら約2年間に及ぶ引きこもり生活をしていたようです。インタビューではそんな過去の自分を踏まえ『変わったところ』を素直に告白。さらに、一連の騒動で猛バッシングにさらされた経験から〝つらい時の気持ちの切り替え方〟や〝SNSとの向き合い方〟なども語っているとか」(芸能関係者)

 栞が現在の名前への改名を発表したのは、昨年12月。自身のインスタグラムで明らかにし、当時も話題を呼んだ。

 モデルとして今年3月1日の日本最大級ファッションイベント「関西コレクション」への出演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が中止となっていた。芸能活動の本格復帰は、今回発売するスタイルブックからになるという。

「栞自身は引きこもり生活を経験。それでも応援して、復帰に向けて力を尽くしてくれたファンをはじめ、周囲に『感謝の気持ちをお伝えしたい』と謙虚に話しているとか。かつては人気ファッション誌の専属モデルとして高い人気を誇っており、非常にファンも多かった。きっと今回のスタイルブックで〝今の姿〟を知ることができるのではないでしょうか」(同)

 趣味のカメラを生かした写真も多数掲載され、騒動でお蔵入りになった2年前の作品もあるという。

 栞の〝現在地〟はどんなものなのだろうか。