元TOKIOの山口達也(48)が22日、東京・練馬区で酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたことが分かった。そう遠くない将来にTOKIOに〝復帰〟するとみられていたが、今回の愚行によりそれも遠のいてしまった。

 酒に酔った末に未成年女性への強制わいせつ事件を起こして書類送検(不起訴)、TOKIO脱退&ジャニーズ事務所退所となってから2年ちょっとがたった。昨年、女性セブンのインタビューに対し、アルコール依存症や躁うつ病の治療のため、通院するのは「数か月に1回程度」「治療といっても医師に話を聞いてもらう程度」などと順調な様子を語っていたが、今回の一件を見る限り、とてもそうとは思えない。
 
 これにより「TOKIO復帰計画」に大きな狂いが出ることは確実だ。TOKIOは来年3月に長瀬智也がジャニーズを退所、TOKIOを脱退することが決まっている。その一方で、残る城島茂、松岡昌宏、国分太一の3人は「株式会社TOKIO」を立ち上げ、〝社内起業〟した。

「わざわざ会社を立ち上げた目的の一つは、山口の〝受け皿〟と言われていた。会社設立にあたって、松岡は山口にも連絡したことを明かしており、『将来どんな形になるか分からないが、関わることもあるのかもしれないし、絶対ないとは言えない』と話すほど。ジャニーズでは厳しくても、株式会社TOKIOなら引き取りやすいから」(芸能プロ関係者)

 当然、復帰をするのであれば、アルコール依存症などの問題がなくなっていることが大前提。それは山口本人も痛いほど分かっていたはずだ。「TOKIOのメンバーは山口を見捨てることなく、居場所まで作ってあげた。それも必ず復活できると信じていたからです。にもかかわらず、山口は再びメンバーの信頼を裏切ってしまった。TOKIO復帰という話はほぼついえたと言っていいでしょう」(テレビ局関係者)

 自らチャンスを潰してしまった。