元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(87)が17日、およそ7か月ぶりにツイッターを更新。防衛省が進めていたイージス・アショア配備計画を停止したことに対して苦言を呈した。

 防衛省は15日、迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を停止することを発表した。秋田県と山口県に配備する予定だったが、河野太郎防衛大臣によれば、発射する際に使う推進補助装置を安全に落下させるための改修が必要だという。

 これについて石原氏は「腰抜けの日本政府はこの国を守るためのイージス・アショアの配置をなぜ日本の固有領土の尖閣列島におこなわないのか。あの島々を侵犯しようとしている中国への遠慮としたら情けない話だ」と秋田や山口ではなく、尖閣に配備すべきと強い口調で訴えた。