コロナ禍を人知れず堪え忍んでいた珍名所「まやかし展覧会」再開を館主喜ぶ

2020年06月15日 17時00分

まやかし展覧会とじゃんぼちゃん

 コロナ禍の影響で博物館などが休館という悪夢に包まれていたころ、人知れずじっと耐え忍んでいた施設がある。

 JR東金線「福俵駅」から徒歩10分のところにある「まやかし展覧会」(千葉県東金市)は、ネットで輸入雑貨などの販売をしている自営業者のじゃんぼちゃん(50)が館主を務め、私財を投入して作り上げた珍スポットだ。

 まやかし展覧会には、昭和館タイムスリップの間やアメリカン雑貨の間、剥製の世界の間、人形とミステリーホラーの間などがある。秘宝館を模した間もあり、巨大な女性器などが展示されている。昭和感が満載で、ワクワクさせられる。4月には、バラエティー番組「ナニコレ珍百景」(テレビ朝日系)に取り上げられ、見事に珍百景に登録された。

 じゃんぼちゃんは「6月7日に、2か月半ぶりに開館しました。東京が緊急事態宣言を解除したので、平常に戻りつつあるということで一日だけやることにしました。ホームページでオープンさせることを伝えると、すぐに予約が入りました。待ちわびていたお客さんがいらっしゃいましたね」と語る。

 オープンしたのは、2017年のこどもの日だった。

「以前、静岡県伊東市の『まぼろし博覧会』に行き、影響を受けて始めました。まぼろし博覧会は手作り感のショーケースになっていて、いかにも自分たちで作ったような感じが出ています。こういうやり方もあるんだなと思いました」

 20年以上のおもちゃコレクターで、昭和レトロものなどを集めていたという。

「あまり高価なものはありませんが、コツコツと集めてきました。今年に入ってから女装を始めたんですよ。『まぼろし博覧会』のセーラちゃんが女装して大成功を収めたことにあやかりました。向こうは、年間3万人も来ているってすごいことですよね。ウチも頑張らないと!」(じゃんぼちゃん)

 これからは月1回のペースでオープンしていく予定だという。