退院・石田純一 感染拡大防止のためにやるべきことは「コロナ伝道師」だ

2020年05月14日 12時00分

新たな役割を求められている石田

 新型コロナウイルスに感染し、入院治療していた俳優の石田純一(66)が13日、自身の公式ブログを通じて12日に退院したことを公表した。感染前後の軽率な行動が猛烈に批判されただけに、退院したからといって、すぐに今までのように仕事ができるかは怪しい。ただ一つ、石田だからこそできることもある。“コロナの伝道師”としての役割だ。

 石田はブログで「新型コロナウイルスによる肺炎に罹患したことで多くの方々にご迷惑をおかけし、不快な思いにさせてしまったことを深くお詫び致します。大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 さらに「私は5月12日(火)に退院することが出来ました。適切な治療と温かい看護のお陰です。本当に、本当にありがとうございました」と医療関係者への感謝の気持ちをつづった。

「家に帰る私のこの第一歩は、世間的には取るに足らない小さな一歩でしかありません。しかし我が家にとっては、子供たちとまた人生を共にすることを許された大切な一歩です」と書いたように、もちろん回復したことは喜ばしいことだ。

 その一方で、入院までの経緯が猛批判されていたのも事実だ。

 先月10日に東京から飛行機に乗って沖縄を訪れ、翌11日には同地でゴルフをプレー中に体調を崩し、ホテルで静養。13日に帰京し、14日には肺炎の傾向がみられ入院。PCR検査の結果、15日に陽性が判明した。

 本人は「仕事を兼ねていた」と説明したが、石田が沖縄に行った先月10日は、東京都を含む7都府県に緊急事態宣言が7日に出された後だ。そんな状況にもかかわらず飛行機で沖縄に向かったのだから、批判されても仕方がない。

 プレーしたゴルフ場は消毒後に再開したが、宿泊したホテルは4月いっぱいの臨時休業を余儀なくされてしまった。

「コロナに感染したことではなく、日本中がピリピリしていた時期に取った軽率な行動に、大バッシングが巻き起こっている。一連のコロナ騒動で、最もイメージを悪化させた芸能人と言ってもいい。各所にクレームが殺到しており、仕事が激減すると予想されている」(芸能プロ関係者)

 退院したとはいえ苦境にあることには違いないが、その一方で「もちろん石田さんは、コロナに感染しているとは知らずに東京から沖縄に移動してしまったわけだけど、そういう人が増えることが懸念されている。だからこそ石田さんは『私のように、不要不急の移動はやめてください!』と強く訴えるべき。その責任があると思うし、石田さんの口から言うのが、ある意味で最も説得力がある」(行政関係者)という声も出ている。

 きょう14日には、緊急事態宣言が39県で解除されるとみられる。心配されているのが、東京都や大阪府、北海道など、緊急事態宣言が継続する都道府県から、解除される県に多くの人が移動してしまうことだ。そんな中で“伝道師”石田が危険性を訴えれば、踏みとどまる人も出てくるだろう。

 4年前には一時的に、東京都知事選に出馬する意向を示した石田。わずか4日後に撤回するというお粗末な結果に終わったが、今こそ、幻となった“政治家魂”を見せてほしいところだ。