とんねるずの石橋貴明の評価が一向に上がらない。3月に「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)が、視聴率不振のため終了。4月からは新番組「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0時25分から)がスタートしているが、評判はいまひとつだ。

 新番組は「スロー・トーク」をテーマにしたバラエティーで、毎週訪れるゲストと、たき火を囲みながらさまざまな話をするというもの。

「すでにお笑いタレントのカンニング竹山や、プロゴルファーの丸山茂樹が出演しています。ただ正直、石橋にキレがないというか、時代とズレてしまっているというか…。目新しい攻めの番組姿勢が見受けられず、過去のトーク番組の焼き直しの感が否めない」(テレビ制作会社幹部)

 新番組も厳しい評価となっている。

 石橋といえば、かつては大ヒット番組を連発し時代の寵児となったが、「いまではテレビ界から消えるぐらい、もう後がなく切羽詰まった状況に追いやられているんですよ」(同)。

 こんな状況下で、ついに石橋が“禁断の果実”を食べてしまうのではないか、といった声も出始めている。

「石橋さんは『石橋、薪を焚べる』が、この半年か1年で終了してしまうことも想定していて、ついにユーチューバーとしてデビューすることも考えだしたというんですよ」(バラエティー番組スタッフ)

 すでにユーチューブには、お笑い界からも江頭2:50を始め、今田耕司、オリエンタルラジオの中田敦彦、キングコングの梶原雄太、宮迫博之らが次々と参戦している。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ユーチューブへ進出する芸能人は増え続けているだけに、まさに“禁断の果実”。

「本当に石橋がユーチューバーデビューをしたとしたら、ユーチューブ界に衝撃が走ると思いますよ。近年では一番の大物になるでしょうし、彼がどんなオリジナル映像コンテンツを作るか見てみたい」(大手芸能プロ幹部)

 石橋の行く末はいかに。