タレントのクリス松村(年齢非公表)が6日、ブログを更新。英国・ロンドンにいる友人たちに聞いたコロナ禍の現状を投稿した。

 英国は、5日の時点で死者数が2万9427人となり、イタリアを抜いて欧州最多となった。首都ロンドンはロックダウンが続いているが、ロンドンの友人たちから伝え聞いた現状について「友人たちは休業補償をもらいながら、酷い嵐が去るのをそれぞれの時間の使い方で待っているようです。月給分が補償、最低賃金の80パーセントが補償など、業種によっても補償内容が違うみたいですが、皆さん、落ち着いていらっしゃいます」とつづった。

 その一方で、雇用問題が広がりつつあり「航空業界も解雇の発表を受け、労働組合が闘っているとのことですが、こちらも冷静に先のことを皆さん考えてロックダウン生活を送っていらっしゃるそうです。やはり補償ということは将来に向けて、負のスパイラルにならないためにも必要なことのように思います」と補償の重要性を強調。

 これらを踏まえ、日本を含む世界の今後の課題について「いろいろな意味で、ついていけない人々がたくさんいることを忘れてはいけませんよね…。個人情報の取り扱いも見切り発車の状態になってしまうとしたら…それも新たな負につながりかねませんし…課題は山積みですが素早く慎重に試していくしかなさそうです。新しい生活…理解も出来るけれど…みんなが出来ることではないと…そこから新たな格差が生まれるとしたら大変…」と分析した。

 その上で「時間がかかっても、希望がある未来があることを皆が持てる社会であってほしいです」と訴えた。