辛坊治郎氏「安倍首相は腹をくくれ!」日本経済も社会も終わってしまう

2020年05月02日 11時00分

辛坊氏から鋭い指摘が飛び出した

【コロナに負けるな!有名人の緊急事態宣言】新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言で社会が激変し、国民の疲弊、経済悪化は増すばかり。一向に出口は見えず、同宣言は全国で1か月程度延長する方向で政府は調整している。そんな中、ニュースキャスターの辛坊治郎氏(64)は「日本経済も日本社会も終わってしまう。健康な高齢者を隔離しながら、現役世代の経済活動を再開すべき」と指摘。安倍晋三首相とも面識のある辛坊氏は「政治が腹をくくるべき。首相の度量が問われている」と厳しい目を向けている。

 コロナの影響で北海道から沖縄まで、月に20回くらい行ってた講演が4月以降、全滅です。テレビとラジオの仕事があるけど、今は東阪移動も自粛なので、家にこもるしかない。そしたら、家が片付いて片付いて(笑い)。ちょうどいい写真が出てきて、妻に「遺影はこれにしてね」なんて話してね。

 妻も働いているので家事もしますけど、世の中の動きもすごく分かるようになりました。近所のスーパーで野菜が高いとかバターがないとか。在宅ワークでプリンターの黒インクもない。家庭にいる人数が増えて、部屋を片付けるから、ゴミも増えてますね。ゴミの回収の人は大変だろうな。

 先日はテレビ業界の人とオンライン飲み会をやったんですけど、何がいいって、みんなの飲み代を払わなくていい(笑い)。実際に飲んでると“そろそろ帰りたいな”って思ってもなかなか帰れないけど「回線が…」とか言って、ブチってね(笑い)。

 女性にもいいんじゃないですか。「2次会ヤダな」とかで、悩まなくていい。オンライン飲み会や在宅ワークで十分かもってみんなが気づきだすと、コロナ後には社会全体がガラッと変わってるかもしれませんね。

 情勢を客観的に分析していると、このウイルスは一定の温度・湿度の中で爆発的に感染を広げているという見立てがある。日本の気候を考えると、夏までにいったん終息に向かうと思いますが、なくなることはない。冬になるとまた出てくる。

 ここが厄介なところで、緊急事態宣言をどこまで続けるのか。政治家としては「命を守るために必要です」というのが世論のウケは一番いいのかもしれない。

 だけど、そんなことしてたら、日本経済も日本社会も終わってしまう。経済的機能を維持しながら、ご高齢の方が重症化したときに命を助ける体制を構築する方が正解だと思う。どこかのタイミングで政治は腹をくくって、健康な高齢者を隔離しながら、現役世代の経済活動を再開する方向性にかじを切っていくべきではないかと思います。

 政治家は皆さんが、それぞれの立場でできることを一生懸命やってるとは思いますが、それが正しいかは別問題。世論ウケを狙い過ぎて、パフォーマンスが過ぎるっていう人もいます。私なら、今の感染状況が横ばいであれば緊急事態宣言はやめると思います。安倍首相の政治家としての度量が問われていますね。

 安倍さんは、本人なのか周辺なのか、支持率に右往左往している印象がありますね。星野源とコラボしてプラスになるハズがないっていうのが感性のはたらく人だとは思うんだけど、それが表に出ちゃうのは誰かに言われてるんだろうね。僕もユーチューブやってるけど、星野源とのコラボで、横で何かしてホメられるとは思わないもんね。

 30日に国会で成立した国民1人当たり10万円の給付も、景気対策としては今のタイミングじゃないし、収入が減って今一番困っている人の助けには額が少なすぎる。所得が減った人に30万円の方が方向性としては筋が良かったけど、実現不可能。確実に国民にお金が行くという一点においては、筋は悪いけど10万円給付の方がいい。

 私は受け取ることを宣言しましたが、住民票上の世帯主ではあるけど、決定権は妻なんです。結婚してから、月給もボーナスも全部渡して、そこから小遣いもらってる。家にいくら貯金があるかも知らないよ。

 だから、コロナより妻の方が怖いかもしれません(笑い)。

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